アレンジ置き場

編曲の記録。ぼちぼち置いていきたいと思っています。

ローソン応援歌「Get chance!」 【編曲No.7】

12作目。当時は大学4年生。

ローソン応援歌「Get chance!」

 

(以下、2000年代に作っていたホームページより転記。当時原文ママ。)

幹部時代の都市対抗野球予選で当時のバン主務に依頼され、 コーポレートソング「青の力」とともに編曲。

実はこの曲、吹奏楽バージョンの原譜がありました。 しかし、バン主務の横暴(?)により、ローソンの編成は 金管+パーカッション+「ピッコロ」!! 原譜からこの要望のために再編成したものです。 ほとんどじぶんの手は加えてないかも。 当時のバンド部員からは「難しい!」と文句がきましたが……

おれのせいじゃない。(^^;

ちなみに原曲は、こんな行進曲っぽいのではなくて、 とても元気のあるノリのいい曲です。 歌っているのは知る人ぞ知る、なんとH田M奈子!! そういや当時の担当サブが原曲のCD配ってたけど、 もらっとけばよかったなあ。

[DATA]
編成:
金管編成 + ピッコロ

音源:
作成したMIDIYAMAHA MidRadio Playerで再生

 

f:id:arrlist:20200329160307p:plain

 

ピーチェリン・ラグ 【編曲No.37】

37作目。

楽団にバスクラ吹きが4人そろい、念願のバスクラリネット四重奏!(感無量!)

吹奏楽ではNew Sounds in Brassの『映画「海の上のピアニスト」より』に出てくるナンバー。確か映画ではカントリーっぽく超速でアレンジされていたけど、元はもちろん、ジョプリンのラグタイムピアノ。

ラグタイム自身、落ち着いて弾いたり、軽快に速めに弾いたりと自由に演奏されるジャンルだと思うけど、まぁ速いと吹けないし(笑)、シンコペーションの面白さを上手くアンサンブルできるよう、中庸なテンポを守ってみた。

ただ……正直、体力的にかなりきつい! あろうことに、1stの自分は途中で意識が飛び、メロディが4拍ほど完全に抜け落ちております。ベースの4thさんがそのとき(1:23頃)チラッと自分を見ているのはそのため。そして後半は完全にスタミナ切れ……。

高音もスキル不足で出し切れておらず、個人的には演奏に悔いがあったが、バスクラの高音が珍しかったのか、評判は上々でした。

バスクラでメロディをがんがん吹き鳴らすのって、正直気持ちいい。吹奏楽ではもっと活躍してもいいような気がするんですが、マイナー楽器だよなぁ……。

[DATA]
演奏:
吹奏楽団アンサンブル・ヴィヴァーチェ
サマーコンサート2009より

 

f:id:arrlist:20200330015607p:plain

 

みんなのうたメドレー 【編曲No.32】

32作目。

「コンピューターおばあちゃん」「北風小僧の寒太郎」「おもいでのアルバム」「南の島のハメハメハ大王」の4曲をメドレーで吹奏楽にアレンジ。(最後はオープニング曲をアレンジして締めています。)

2008年当時は「みんなのうた」の吹奏楽譜がまだ見当たらなく、それならば作ってしまおう!と、当時所属していた吹奏楽団メンバーからの依頼を受けて着手。曲は自分の好みで選んだが、有名曲ばかりであるし、メンバーに同世代が多かったこともあり、選曲の評価は上々。(特にコンピューターおばあちゃんは最高の名曲!)

アレンジを改めて聞きなおしてみると、よく言えば自由に、悪く言えば好き勝手にやっているなぁ……と。前半2曲は原曲重視にこだわった一方で、後半2曲でハチャメチャに崩し過ぎ、全体のまとまりに欠けてしまったかも。

でも「こう聞かせたい」と考えて作った部分を楽しそうに演奏してくれていたので、よかったです。(2015年には再演もしていただきました。)

(ちなみに……ちょうどこの演奏会直後にWS社から「みんなのうたコレクション」が発売されました。こちらも名曲ぞろい! 「赤鬼と青鬼のタンゴ」は自分も入れたかった……。でもソロ回しをやりたくてどうしても一曲が長くなり、時間の関係であきらめました。)

[DATA]
編成:
吹奏楽

演奏:
吹奏楽団アンサンブル・ヴィヴァーチェ サマーコンサート2008より
(2008年7月6日 名古屋市青少年文化センター アートピアホール)

 

f:id:arrlist:20200330015639p:plain

 

オリジナルスマイル 【編曲No.7】

7作目。【※音量注意!】

学生時代に所属した応援指導部吹奏楽団での編曲。野球、アメフト、サッカーなど、様々な応援でチアリーダーが演技するための曲です。

屋外で演奏することが多いことから、アレンジの色々な配慮があります。雨の中でも演奏できるように金管と打楽器だけでも曲を成立させるとか、広い屋外でもちゃんと聞こえるようにするとか。踊るチアリーダーのために、始まりのきっかけや終わる"キメ"も用意しなくてはなりません。

いちばん悩んだのは「調性」。原調Bb majorではトランペット、トロンボーンあたりの音が高く、スタミナが心配。ただ、調を下げると元気いっぱいのこの曲の魅力を失ってしまう…。

…DTMソフトで繰り返し移調しては聞き、悩みぬいて、やはり、原調Bb majorに決めました。吹奏楽が最も元気に演奏できる調、原曲のイメージを壊さずにすみ、「トランペットやトロンボーンの方々の努力」も相まって、チアリーダーの方々からの評判は上々。

卒業後も長く使っていただいて、自分の「代名詞」になりました。

[DATA]
編成:
吹奏楽(応援用)

演奏:
慶應義塾大学應援指導部
2000年夏合宿より(ホテルかわち)

(実は…当時は耳コピもまだ甘く一部コードミスがあります。)

 

f:id:arrlist:20200330015653p:plain

 

銀河鉄道999(ジャズワルツver.) 【編曲No.31】

31作目。

 

この頃、ビッグバンドでアニソンを演奏する「東京ブラススタイル」にハマっており、「何かやりたいね」と集まったアニソン好きメンバーで結成。

編成はディキシーっぽいけど、アレンジはジャズワルツスタイルで。(当時「タンッ・タンッ  タン・タン・タン」の2-3のリズムにもハマっていた。)

1分ちょっとの長さでサラッと仕立てたけど、思いのほか評判も上々。機会があったらきちんとリズムやソロ回しも加えて一曲仕上げてみたいなと思っています。(そう思い続けて8年経っちゃったけど...。)

練習も本番も、とにかく楽しかったな。メンバーが曲を楽しんでくれれば、いい意味で「好き勝手に」吹いてくれるから、結果としてアンサンブルもまとまりやすい。アレンジャーとしての醍醐味です。

 

[DATA]
編成:
4管(Clarinet 1, Trumpet 1, Trombone 1, Tuba 1)

演奏:
吹奏楽団アンサンブル・ヴィヴァーチェ サマーコンサート2008より
(2008年7月6日 名古屋市青少年文化センター アートピアホール)

 

f:id:arrlist:20200330015726p:plain

 

ドラゴンクエストより「序曲」 【編曲No.29】

29作目。

ファミコン音源での3和音そのままにクラリネット三重奏に編曲。(ほぼそのままなので、アレンジとも言えないか!)

クラでファミコン音楽を演奏する団体といえば「熱血高校吹奏楽部」。この頃にニコニコ動画で初めて見つけて自分も何かをやりたくなり、楽団のふたりを巻き込みました。(感謝!)

いまやこの曲はC majorが主流だが、ファミコンロト三部作(I ~ III)ではF major。ファミコン音源の再現が目的だったので、F majorの原調でやることにこだわった。

High FもきつかったがHigh Eの音程がなかなか合わず、本番直前でクラのK子さんに替え指を教わって何とか乗り切ったことをよく覚えています。

譜面隠しもこだわって作りました。濁点はちゃんと一文字使って書いているのよ!

[DATA]
演奏:
吹奏楽団アンサンブル・ヴィヴァーチェ
サマーコンサート2008より

 

f:id:arrlist:20200330015713p:plain